防風通聖散とお腹の脂肪
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)とは、身体の代謝を促進し、水分の排出を促す効果を持っている18種類の生薬からなる「漢方」の一種のことです。
社会に出て運動することが少なくなり、加えて不規則な食生活が多くなってしまい、その結果、健康診断を受けてみたら「脂肪」の項目で引っかかってしまった。。
そんな方にぜひ知ってもらいたいのが、この「防風通聖散」です。
お腹の脂肪の対策にするべきことは?
脂肪を対策するのであれば食生活を正すことから始めなくてはいけません。
脂肪の原因となるものは主に炭水化物・脂質・糖質・アルコールなどが挙げられます。
どれも好んで食べる方が多いものですから、中々制限をするのは難しいかもしれませんが自身の健康のためにも、まずは徐々に量を減らしていくと良いでしょう。
食事の中で気をつけるポイントは、以下の通りです。
- ・冷たい食べ物や飲み物を控える。
- ・食事の脂質・糖質を減らす。(無糖の飲み物を選ぶなど)
- ・タンパク質の量を増やす。
- ・夕食は炭水化物を取らないようにする。(炭水化物を管理しすぎない)
- ・摂取カロリーが消費カロリーのバランスを意識する。
- ・食べる順番に気を付ける
過度な食事管理はしなくても、少しずつでも食生活を見直すことが大切です。
同時に考えたいのが「防風通聖散」です。
防風通聖散の効果・効能
防風通聖散というのは、18種類の生薬からなる「漢方」の一種で、身体の代謝を促進し、水分の排出を促す効果を持っているんです。
カラダの巡りを良くし、お腹周りにつきやすい皮下脂肪が多い肥満症の改善を促してくれます。
肥満症の対策には食生活を見直しバランスの良い食事をすることと、適度な運動を行うことが重要です。
加えて防風通聖散などの漢方でより効果的に対策を取るとよいでしょう。
防風通聖散「生漢煎」
「生漢煎
防風通聖散」は有効成分を引き出す時に使用される原料の量である「原生薬」が1日の制限できる最大量である27.1g配合されていて、個包装してあるので、持ち運びに便利です。
飲み忘れていた時や旅行中・外出先等でも場所を選ばずに飲むことが出来ます。
効果・効能
体力に充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:
高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、肥満症
用法・用量
次の量を1日朝昼夕、食前又は食間にそのまま水かお湯にて服用する
年齢 | 1回量 | 服用回数 |
---|---|---|
成人(15才以上) | 1包 | 1日3回 |
15才未満:服用しないこと
成分・分量
1日量6.0g(2.0x3包)中 防風通聖散料エキス4.5gを含有
<用法・用量に関連する注意>
(1) 用法・用量を厳守すること。
(2)
食間とは食事と食事の間を意味し、食後約2〜3時間のことをいいます。
新生防風通聖散 顆粒<満量処方>は排便を促す効果があるお薬のため、人により「下痢」や「腹痛」など効き目を強く感じる場合がございますが、体が慣れてきたり、一時的に減量したりすることで、改善する場合もございます。
お薬を正しく使っていただくためにも、ご購入前に必ず<してはいけないこと>、<相談すること>をよくご確認いただきますようお願い申し上げます。
なお、お薬の特性上効き目が出ている事による返品はお受け出来かねますので予めご了承ください。
使用上の注意
<してはいけないこと>
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること
<相談すること>
1.次の方はご服用前に医師、薬剤師、または登録販売者にご相談ください。
(1) 医師の治療を受けている人。
(2) 妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3) 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
(4) 胃腸が弱く下痢しやすい人。
(5) 発汗傾向の著しい人。
(6) 高齢者。
(7)
今までに薬などにより発疹・発赤・かゆみなどを起こしたことがある人。
(8) 次の症状がある人。むくみ、排尿困難。
(9) 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用に関しては「用法・用量」を守り、必ず商品記載の説明文書をお読みください
監修:大西 康平(おおにしこうへい)
1952年 奈良県生まれ 日本大学理工学部薬学科卒 薬剤師
製薬メーカーの研究開発部において漢方を中心とした一般用医薬品の開発に携わり、手掛けた上市品目は多数にのぼる。
培った漢方・生薬製剤の知識を基に、現在も新製品上市にむけた開発を指揮しながら第一線で活躍している。